お昼ご飯が済んで、さて何をしようかなと考えていたら奴が来た。






「ぴーんぽーん。」

気の抜ける音をわざわざ声で表現しながら扉をたたく。
それは俺が来たぞと自己主張したいんだと奴は言っていたがぶっちゃけただの近所迷惑でしかないですよ?
どうこうしていたらどんどんと扉をたたく音が止み、今度はドアノブをガチャガチャと回す。
うるさい事この上ないっていうか、ホラー?

「開けてくれよー。銀さんが来たんだぞー?」
「ちょっ、まっ、待って待って!まだお昼のお皿とか片してない!」
「別にいいって、そのくらい。」
「銀ちゃんが気にしなくても私は気にするんです!」

皿を片付けてついでに部屋を片付けて、廊下も片付けて。
いや、そんなに汚れてないですよ。
ただこういうときって目立って見えちゃうことないですか?

「はいっちゃうぞー。鍵持ってんだからな。」
「え、何で持ってるの!?」
「この前お前がくれたんでしょーが。」
「いつ?」
「一週間前、飲みに行ったとき。」

あっは、銀ちゃんが送り狼宣言したときだね☆
何やっちゃったの酔っ払った私!

ドア越しに喋っていると玄関も片付いたのでドアを開け招き入れる。

「わかった、入って。アイスコーヒーでいい?」
「ケーキ買ってきたからちょうど良いんじゃね?」

そういって手に持っていた白い箱を私に見せる。
とりあえず玄関で立ち話も何なので、とリビングに通す。

「嬉しいけど、なんでいきなりケーキ?」

氷の入ったグラスコーヒーを注いで冷蔵庫から牛乳を出して砂糖を用意する。
私も銀ちゃんも甘党。きっとあの箱の中のケーキは2個とか4個程度ではないと思う。
ケーキの皿とフォークを用意し、机の上にのせる。

「お祝い。」

銀ちゃんがコーヒーをとても甘くして、私は少しだけ甘くして。
クルクルとかき混ぜながらケーキを出す。
やっぱり、箱の中にはモンブランとか、ショートケーキとか、チョコケーキとかロールケーキとか。
そんな感じにたっぷり入っている。
いつも家計が危ないとか言ってるくせにこういうことには惜しまないんだ、とちょっとだけ思った。

「お祝い?なんの?」
「知らない。」

どういうことなんだろうと思いながら銀ちゃんを見ていたらなぜかショートケーキにろうそくを4本立てた。
別にホールケーキでもないからなんかいっぱいいっぱいって感じのケーキになった。

「詳しくは知らないけど、お前良い事あったんだろ?」

銀ちゃんがろうそくに火をつける様を見ながら考える。
良い事、もしかしてあの事か。それなら4本立ってるろうそくがなんとなく微笑ましく思える。

「別に四万本立てても良いんだけどよ。」
「いやっ、それもうケーキじゃないよ。四万本立てたらそれはろうそくの集合体だよ!」

ほら、と銀ちゃんは電気を消した。

「おめでとーな。」

ふっと一息吹きかければあっというまに真っ暗になる。
その所為で何も見えない。そのくせ、銀ちゃんが電気をつけてくれない。

「・・・銀ちゃん?」
、こういう時ってありがとって言ってキスに持ちこむもんじゃね?」
「暗くて何も見えないもん。」

そういうとぱっと電気がついて、そんで、なんでかすぐ目の前に銀ちゃんの顔があって。
ああ、多分そういうことなんだろうな。

「銀ちゃん、ありがとっ!」

ぎゅっと抱きついて、恥ずかしさとパニックで勢いづけられそのままキスをしようとした。
けどその勢いはちょっとだけ弱くて、鼻チューになってしまった。
銀ちゃんは予想外だったのか、想定外っていう顔をして、ニヤリと笑った。ニコリと銀ちゃんはしたかったんだと思う。
好きだって呟かれて、どきんとときめいてそのまま銀ちゃんにキスされてそのまま暗転。

ああ、カラリと氷の溶けた音が鳴る。
こんな暑い中、ケーキが悪くなっちゃうじゃない。
でも今の状況を悪くないと思えるあたり自分が怖い。

でも、やっぱりケーキは冷蔵庫にしまっておきたかった。
ついでにいうなら、食べ終えて飲み終えてからの方がうんとうれしいかも。

でも、今の状況が嬉しい自分がここにいるよ。

嬉しいよ好き好き好きだよ大好きだよ。





たくさんの好きを君に



あとでゆっくりまったりケーキ食べようね










------------------------
伊純さんごめんなぁぁぁぁいっ!
洋食とかぽてとぐらたんもじってあはは的なことしてほんとすいまっせぇぇぇん!
しかも甘いお話とかでてくる食べ物たちが甘いだけですいまっせぇぇんっ!(黙れ

なんか、短いとか甘くないとか、暗転した後お前どうしたとか、言わないでやってください☆
それにこれ、お祝いになってないような気もするのでこれからバシバシリク下さってOKですよ(笑
返品もほんとOKなので・・・!


と、とりあえず伊純さん、4万打おめっとーごぜーます!



------------------------
ありがとうございましたぁああああああああ!!

もうまさか伊織さんだと思わず、なんかフガフガした感じにリクしてしまってスンマセン!!
(でもしっかりリクはすんのな!お前はな!!)

いやしかし、4万のローソクとか言われた時には、もうどうしようかと思いました。(笑)
まさかそこで出てくるとはっ、うわぁあああん!!ぐずっ!!
サイトやってて良かったれす!

暗転後?暗転後はアレですよ。薄汚れた世界が広がってるんですよ☆
(黙ってくんねーかなぁあああああ!!ホントぉおおおおお!!)


伊織さん、4万のお祝いありがとうございましたー!
糖分もっさり坂田100%!!